過去に保育園や老人ホームでもダニ・ノミ・シラミの被害・家庭での予防法

ダニ類は、昆虫ではなくクモやサソリの仲間です。
その生体や死がい、フン等がアレルギーの原因になったり、刺咬被害をもたらします。

またマダニといった野外性のダニ類については、近年、感染症の某介者として注目されています。

ヒョウダニは、屋内に住んでいるダニは、ほこりや人のフケ、アカ、汗1グラムで約3,000匹のダニが生息できます。1年中生息しています。

コナダニは、秋口に繁殖するダニです。
高温多湿を好み、繁殖力が極めて旺盛です。
広範囲の食品を好みます。

砂糖・乾燥果実・味噌・削り節・煮干し・小麦粉・チーズ・チョコレート・などを好みます。

イエダニ哺乳類や鳥類に生息します。
5月～9月に発生の最盛期です。
人への被害もこの時期に集中します

マダニは、散歩中や公園で遊ぶ際は注意いしてください。特に山林は要注意です。
長袖・長ズボンを着用するようにしましょう。
特に明るい服が良いでしょう。

家に入る前に衣服をはたいてからお家に入ってください。
これだけでも、マダニ被害の予防ができます。
マダニに刺されるとハレて炎症を起こします。

マダニを皮膚から取る際は無理に取ると口が皮膚に残ったりします。

マダニの体内からでた液体は病原菌がいますので洗って消毒をしてください。

シラミ類は他の動物に寄生する昆虫で、私たちの身の回りで問題となっているのは、集団生活を行う保育園・幼稚園等で流行するアタマジラミ、路上生活者などの間に広がるコロモジラミが挙げられます。

アタマジラミは、頭髪に寄生することから、遊びや昼寝を通じて頭を突き合わせることが多い園児間で特に感染が広がります。

成虫や幼虫も吸血します。人の頭髪だけに寄生することにより、頭皮のひどいかゆみや湿疹などを生じさせる寄生虫症です。

コロモジラミは、主に人の下着などの衣類に寄生して人の血を吸って生活します。
見た目はアタマジラミと形も大きさもそっくりですがコロモジラミは発疹チフスなどの感染症を謀介する力を持っています。
アタマジラミと混同してはいけません。

名前にトコジラミと書いてありますが、トコジラミはシラミの種類ではなく、カメムシの仲間です。別名ナンキンムシとも呼ばれています。

ダニ・ノミ・シラミ同様に吸血被害を及ぼす事が特徴と言えます。
ダニ・ノミにくらべるとカラダが大きいため、肉眼でも発見できることが区別のポイントです。

トコジラミ（ナンキンムシ）を駆除するには殺虫力の強い殺虫剤を使用します。

それは、トコジラミが通常の殺虫剤では死滅しずらいからです。

寝室などに生息するので日頃から布団を干したり、明るい色のシーツや枕カバー（白）を使って予防しましょう。

布団をまめに天日干しすることをオススメします。
出来ればシーツや布団も明るい色がおススメです。
外出先や宿泊先からダニ・ノミ・シラミを持ち帰らないように注意してください。

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