2023.08.08 2023.10.21

凶暴なスズメバチ刺されると危険・夜も活動するモンスズメバチ・近寄らないこと

okajii

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凶暴なスズメバチ種類・オオスズメバチ・
キイロスズメバチ・モンスズメバチ

凶暴なスズメバチ種類・オオスズメバチ・
キイロスズメバチ・モンスズメバチ

オオスズメバチ

「スズメバチは危険」「怖い」といったイメージがありますが、その攻撃性は種類ごと異なります。（危険度はアシナガバチやミツバチより遥かに上です。）

そのため、どのスズメバチが危険なのか分かるようにまとめました。

オオスズメバチの特徴・活動期・巣・餌

オオスズメバチ
5月～11月活動期
体長
働きバチ：2.7～4センチ。
女王バチ：4.5センチ前後
巣の場所
閉鎖空間：気の穴、根元、土の中など
特徴
ハチの中でも最も毒が強く、凶暴。巣の底はむき出し。秋はエサが少なくなり、他のスズメバチやミツバチを襲うほど攻撃的になる。巣は直径1メートルを超えることもある。
エサ
コガネムシ、カマキリ、クモなど

オオスズメバチは、「最強の捕食者」と言われるほど凶暴なスズメバチです。

大きな顎で相手に噛みつき、６ｍｍもの長い毒針でズブリと刺してきます。
ケガといったレベルではなく、大事故・重傷につながる危険なハチです。

そんなオオスズメバチの巣は土の中につくられることが多く、その危険性からも自力駆除はほぼ不可能です。

山林では木の穴などにひっそりと巣をつくる事もあるため、登山やハイキングの際は特に注意しましょう。

キイロスズメバチ

被害が一番多いキイロスズメバチ

活動時期
５月～11月
体長
働きバチ：1.7センチ。
女王バチ：2.5センチ前後
巣の場所
閉鎖空間：屋根裏・床下など
特徴
発色の良い黄色。巣の規模は最大で、巣は直径1メートル以上、働きバチの数は1,000匹を超えることもある。攻撃性が高く、都市部に適応しているため、被害例が多い。7月～8月に、狭い場所から開放的な空間に巣の引っ越しをすることもある。
エサ
ハエ・バッタ・蝉など

キイロスズメバチは都市や市街地に数多く生息し、中でも民家の屋根裏や軒下などに巣をつくります。
そのため、刺される被害が一番多いスズメバチです。

巣が大きく、群れる数も多いため、巣に近づくのはとても危険です。

夜も飛ぶモンスズメバチ

モンスズメバチは女王バチが２８mm～30mm、働きバチが21～28ｍｍのスズメバチです。

ヨーロッパから日本まで幅広く分布しており、日本では、北海道・本州・四国・九州の平野部から低山地に生息します。

夜も活動するモンスズメバチ

活動時期
４月～10月で、日没後も活動するのが特徴です。
特に7～9月は活発なので、刺激しないように気をつけましょう。
体調
小～中型のスズメバチ
女王バチが28～30mm、働きバチが21～28mmぐらいです。
モンスズメバチの外見は、腹部が特徴的で、黄色と黒のシマが波を打ったような模様があります。腹部の先端は黄色です。
巣の場所
見えづらい場所に巣をつくる傾向があります。
軒下やベランダのような、わかりやすい場所には巣を作りません。
天井裏・屋根裏など見えづらい場所に作る傾向がある。
特徴
モンスズメバチに限らずスズメバチは、毛虫やカメムシといった害虫を駆除するといった益虫の一面もあります。
日没後も行動するので要注意です。
エサ
蝉がメインで幼虫に与えるエサです。それ以外には、バッタやトンボといった大きな昆虫もエサとなります。
その他、毛虫・カメムシ等

夜間も活動するので、森や林・山中では夕方から夜にかけての行動は要注意です。攻撃性・威嚇性は、強い方です。人にわかりにくいところに巣を作るので、散策には十分注意をしましょう。

スズメバチの巣は自分で駆除をしないようにしてください。
刺されたらすぐに病院で治療をしてください。
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